カージナルス・マイコラス 大谷の初対決は3打数2安打「彼が野球界のためにやっていることは素晴らしい」

[ 2023年5月4日 13:42 ]

インターリーグ   カージナルス4ー6エンゼルス ( 2023年5月3日    セントルイス )

<カージナルス・エンゼルス>カージナルス先発のマイコラス(撮影・会津 智海)
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 元巨人の右腕マイルス・マイコラスが3日(日本時間4日)、本拠地でのエンゼルス戦に先発し、大谷翔平選手と対戦した。初回の第1打席で右前打を許すと、同点の3回1死一、三塁の第2打席でも大谷が勝ち越しの右前適時打。5回1死一塁の第3打席は遊飛で、マイコラスと大谷の初対決は3打数2安打1打点だった。この日のマイコラスは5回2/3を投げ、8安打3失点(自責点3)5三振1本塁打。勝利投手の権利を持って降板したが、リリーフが打たれて2勝目はならなかった。試合後のマイコラスとの一問一答は以下の通り。

 ――大谷との対戦を楽しみにしていたのか。
 「エキサイトしていたよ。日本に3年間いたが、彼に会ったことはあっても、対戦したことはなかった。彼が打席でスイングするのを見れて楽しかった。彼が野球界のためにやっていることは、このスポーツを成長させ、人々の注目を集めるという点で素晴らしい。後に続く日本の才能ある選手への先駆者になってほしい」

 ――カージナルス打線は大谷にいい打撃をした。
 「あれだけの持ち球を持つリーグトップの投手と対戦するのはいつでもより楽しい。いくつかの球に対していいスイングをして、互角にわたりあった」

 ――打者・大谷との初めての対戦で2安打を許した。
 「彼はいい状態に見えた。私の方は討ち取ることができた最後の打席(第3打席)まであまりいい球が投げられなかった。(大谷には)ゴロを打たせるのが鍵だ。すごいパワーだから、飛球を打たれたくない。ゴロを打たせることでダメージを最小限にした。彼は辛抱強い打者だが、最終打席に討ち取り方を見極められたので、また対戦したら次は何をすればいいのかはわかっているよ(笑)」

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