横浜高対決 中日・柳がお見事な先制適時打 甲子園11連勝中の後輩・伊藤将から先手奪う

[ 2023年5月4日 15:19 ]

セ・リーグ   阪神―中日 ( 2023年5月4日    甲子園 )

4回2死一、三塁、柳は先制適時打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 阪神の伊藤将司投手(26)が、4日の中日戦に先発し、中日・柳裕也投手(29)とプロで初めて投げ合った。

 3回の初対決となった打席では柳が中前打。先輩の意地を見せると、4回にも値千金の一打を放った。先制機となる2死一、三塁で、伊藤将のツーシームを左前に運び、先制点を奪取。投手らしからぬ打撃の良さで、先手を奪った。

 柳は今季まだ勝利がないが、ここ3戦連続でクオリティースタート(投球6回以上、自責点3以下=QS)を達成するなど、好投を続けており、甲子園11連勝中の伊藤将との対決は注目が集まっていた。

 伊藤将にとって、横浜高の2学年先輩にあたる柳は“神”の存在。「高校の時の先輩で、その時はやっぱり神様というか、すごい人だった。人間性もすごくいい人で、尊敬している先輩」と明かす。

 横浜高入学前からテレビで見ていた存在で、大学時代の侍ジャパンでも同僚だった。プロでも21年に最優秀防御率と最多奪三振の2冠に輝いた先輩の背中を、追いかけ続けており「そこを目指して自分もやっていけたら」と話している。

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