横浜高対決 中日・柳が阪神・伊藤将から安打 好機演出するも中日の先制点にはつながらず

[ 2023年5月4日 14:56 ]

セ・リーグ   阪神―中日 ( 2023年5月4日    甲子園 )

3回無死、柳に中前打を打たれた伊藤将 (撮影・奥 調)
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 阪神の伊藤将司投手(26)が、4日の中日戦に先発し、中日・柳裕也投手(29)とプロで初めて投げ合った。

 3回には打席でも初対決となった。先頭の柳に対して、伊藤将は2球で追い込むが、最後は高め直球をはじき返して中前打。打撃も良い柳に、軍配が上がった。この安打を足がかりに、中日は1死一、二塁の好機をつくるが、3番・細川が一邪飛、4番・石川昂が三ゴロで先制点にはつながらなかった。

 伊藤将にとって、横浜高の2学年先輩にあたる柳は“神”の存在。「高校の時の先輩で、その時はやっぱり神様というか、すごい人だった。人間性もすごくいい人で、尊敬している先輩」と明かす。

 横浜高入学前からテレビで見ていた存在で、大学時代の侍ジャパンでも同僚だった。プロでも21年に最優秀防御率と最多奪三振の2冠に輝いた先輩の背中を、追いかけ続けており「そこを目指して自分もやっていけたら」と話している。

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