大谷と初対決の元巨人・マイコラス「後に続く日本の才能ある選手への先駆者に」

[ 2023年5月4日 16:01 ]

インターリーグ   エンゼルス6―4カージナルス ( 2023年5月3日    セントルイス )

<カージナルス・エンゼルス>カージナルス先発のマイコラス(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が3日(日本時間4日)、敵地セントルイスでのカージナルス戦に「3番・投手兼DH」の二刀流で今季7度目の先発登板。5回を投げ、自己最多タイの13三振を奪い、メジャー通算500奪三振に到達。ベーブ・ルース以来史上2人目の通算「500奪三振&100本塁打」を達成した。5回でマウンドを降り、2本塁打を浴びるなど5安打4失点で勝敗はつかなかった。エ軍は6―4で逆転勝ち、3連勝で今季最多の貯金3とした。

 打っては、初対決となったカ軍先発の元巨人マイコラスから2安打するなど5打数3安打1安打。投げては5回5安打4失点で、通算の打撃成績は、29試合で114打数35安打、7本塁打、19打点、打率・307、5盗塁、投手成績は7試合で4勝、防御率2・54となった。

 この日、5回2/3を投げ8安打3失点で勝敗はつかなかったマイコラスは試合後、大谷との対戦に「エキサイトしていたよ。日本に3年間いたが、彼に会ったことはあっても、対戦したことはなかった。彼が打席でスイングするのを見れて楽しかった」と言い、「彼が野球界のためにやっていることは、このスポーツを成長させ、人々の注目を集めるという点で素晴らしい。後に続く日本の才能ある選手への先駆者になってほしい」とエール。今後の大谷対策を聞かれると、「ゴロを打たせるのがカギだ」とし、「彼は辛抱強い打者だが、最終打席(3打席目)に打ち取り方を見極められたので、また対戦したら次は何をすればいいのかはわかっているよ」と笑ってみせた。

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