大谷翔平 ヌートバーと初の侍対決!初回にスライダー、3回はスプリットで連続空振り三振

[ 2023年5月4日 08:55 ]

インターリーグ   エンゼルス―カージナルス ( 2023年5月3日    セントルイス )

<カージナルス・エンゼルス>初回、ヌートバーを空振り三振に仕留める大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が3日(日本時間4日)、敵地セントルイスでのカージナルス戦に「3番・投手兼DH」の二刀流で今季7度目の先発登板。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、MVPとして侍ジャパン世界一に貢献した大谷と不動の1番打者として牽引したラーズ・ヌートバー外野手(25)の直接対決が実現した。

 「9番・右翼」で先発出場したヌートバーと、いきなり初回に対戦。完全休養2日間の“フル充電”の大谷はフルカウントからスライダーで空振り三振を奪った。さらに3回無死からはスプリットで連続空振り三振に仕留めた。登板前日が休養日だったのは今季初めてで、2連休後に登板するのは球宴休み明けだった昨年7月22日(同23日)のブレーブス戦以来。

 前日2日(同3日)の試合前には、キャッチボールを終えた大谷のもとへヌートバーが駆け寄るシーンがあった。WBC侍ジャパン歓喜の優勝から約1カ月半ぶりの再会で、4分間に渡り水原一平通訳を交え笑顔で話し込んだ。大谷はその後、ブルペンで変化球を交え38球を投げ込んだ。試合はベンチスタートで代打待機も出場なし。今季2度目の欠場で、休日だった1日(同2日)に引き続いて丸2日の完全休養でこの日のマウンドに立った。

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