阪神・西勇、黒星消えるも今季最短2回6失点KO 岡田監督「あまりに悪すぎる」再調整否定せず

[ 2023年5月4日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神8ー7中日 ( 2023年5月3日    甲子園 )

<神・中>2回2死二塁、細川に適時打を打たれガックリの西勇輝(撮影・奥 調)
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 阪神・西勇は瞬く間に中日打線にのみ込まれ、今季最短の2回6失点に沈んだ。打線の奮起で黒星は消えても、打者14人で計8安打を許すなど今後に不安を残した。

 涌井とは6年ぶりの投げ合い。過去3戦3勝の好相性が一転、2回2死一塁から四球を挟んで6連打を浴びて失点を重ねた。反撃に転じるために2回裏に巡ってきた打席で代打を送られて降板。2回でマウンドから姿を消すのは21年10月13日の巨人戦の1回2/3(2失点)以来だった。

 前回4月26日の巨人戦でも3回5失点でKOされたばかり。岡田監督は同じく調子が上がっていなかった青柳とともに「見ものやで」と奮起を促して送り出した。2戦連続で振るわず、再調整の可能性について「そら、あるある。あまりに悪すぎるもんな。それはまあ、おいおい」と否定しなかった。

 逆転サヨナラ勝利で救われた西勇は「中継ぎのみんなに迷惑かけたことが大きいから。1人、1人、イニングを大事にしてやっていかなあかんと一番に思う」と雪辱を期した。復調が待たれる。

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