巨人・丸が通算253本塁打目で初のサヨナラ弾 250本塁打以上でサヨナラ弾ゼロの選手は5人

[ 2023年5月4日 21:33 ]

セ・リーグ   巨人8―7ヤクルト ( 2023年5月4日    東京D )

<巨・ヤ>9回、丸のソロでサヨナラ勝ちしベンチを飛び出す巨人ナイン(撮影・沢田 明徳)
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 巨人は4日、本拠の東京ドームでヤクルトを8―7のサヨナラ勝ちで下して2連勝。ヤクルトをかわして4位に浮上した。かつてフランクリン・ルーズベルト米大統領が「野球の試合で一番面白い」と語った「8―7」のスコアで2戦連続の決着となった。

 7―7で迎えた9回2死無走者。丸がヤクルト6番手の小沢から劇的なサヨナラ2号ソロを放った。3ボールからの4球目、外角の145キロ直球を右翼席に運び、歓喜の輪に飛び込んだ。16年目の丸は通算253本塁打目で初のサヨナラ弾となった。

 お立ち台に上がった丸は「思い切って自分で決めてやるって思いをもって強く振ることが出来ました。いい感触でしたし、ちょっと興奮しすぎてダイヤモンドを周っている間の事はちょっと覚えてないです。すいません」と話し、大歓声を浴びた。サヨナラ打も広島時代の16年9月1日のDeNA戦以来で6度目。巨人移籍後初めてで「そうですか、5年目で初めてですみません、ありがとうございます」と語った。

 日本プロ野球で250本塁打以上している選手は68人いるが、サヨナラ弾を打っていないのは、364本塁打の江藤智、349本塁打の掛布雅之、338本塁打の宇野勝、301本塁打のバレンティン、292本塁打の真弓明信の5人しかいない。

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