中日・立浪監督「あのミスは非常に痛かった」 8回併殺完成と思いきや…逆転負けにつながる

[ 2023年5月4日 19:45 ]

セ・リーグ   中日2-3阪神 ( 2023年5月4日    甲子園 )

9回、険しい表情で試合を見つめる立浪監督 (撮影・後藤 大輝)
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 中日が4日の阪神戦で逆転負けを喫し、連敗で借金が今季最多となる「8」までふくらんだ。痛恨のミスは1点リードで迎えた8回だった。

 1死一塁で、中野の投ゴロを柳が素早く二塁に送球した。タイミング的には完全な併殺打。だが、ベースカバーに入るのが若干遅れた遊撃・村松が送球を落とし、併殺打とはならなかった(記録上は失策なし)。さらにノイジーの左前打で、左翼・大島がファンブル。一塁走者は楽々と三塁進塁となり、大山に同点適時打、佐藤輝に勝ち越し適時打とつながった。

 立浪監督は試合後「あそこは村松が入るのが遅れているので、柳が1回、待ってしまった。あそこはショートが早く入らないと投手も投げられないし、あのミスは非常に痛かったですね。終盤に、大事なところでミスが出るとね」と痛恨の表情で振り返った。

 先発・柳も熱投したが、8回1死から近本に四球を与えたことも痛かった。同監督は「昨日(の逆転サヨナラ負け)で、やっぱり、終盤まだ、いけるぞという雰囲気を相手にさせてしまったのもあると思うし、こちら側からしたら、プレッシャーもかかる。結局、四球が点に絡んでいるので。柳は素晴らしい投球をしてくれたけど、もったいない四球から逆転されたというのはありますね」と振り返った。阪神を上回る13安打を放ちながら2点止まりで、勝機を手放した。

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