巨人がプロ野球史上初の2試合連続「8―7」勝ち 原監督「手に汗握るって…結構乾いている」

[ 2023年5月4日 18:28 ]

セ・リーグ   巨人8―7ヤクルト ( 2023年5月4日    東京D )

<巨・ヤ>原監督(右)はサヨナラ本塁打の丸に抱きつく (撮影・西川祐介)
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 巨人は4日、本拠の東京ドームでヤクルトを8―7のサヨナラ勝ちで下して2連勝。ヤクルトをかわして4位に浮上した。かつてフランクリン・ルーズベルト米大統領が「野球の試合で一番面白い」と語った「8―7」のスコアで2戦連続の決着となった。

 2試合連続で「8―7」のスコアで勝利したチームは1リーグ時代もなく、史上初となった。

 7―7で迎えた9回2死無走者。丸がヤクルト6番手の小沢から劇的なサヨナラ2号ソロを放った。3ボールからの4球目、外角の145キロ直球を右翼席に運び、歓喜の輪に飛び込んだ。16年目の丸は通算253本塁打目で初のサヨナラ弾となった。

 巨人から見れば「逆転→同点→勝ち越し→同点」の末のサヨナラ勝ち。ゴールデンウィークのヤクルト3連戦、両軍の合計スコアは「21―21」の大熱戦だった。

 試合後、原監督は「いいところがいい場面で出てくれたというね。ランナーをおいてのバッティングはもうちょっと課題があると思うんですが、最後にね、非常にいい一本で決めてくれましたね」と丸を称えた上で「手に汗握るってたくさんありすぎて、もうね、結構乾いている(笑)それくらいね。この3連戦はそういう感じでしたね」と話していた。

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