ついに専大松戸・平野大地が投げた「思い切ってやろう」 自己最速151キロマークで完全復活アピール

[ 2023年5月4日 17:03 ]

自己最速タイの151キロをマークした平野(撮影・柳内 遼平)
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 今春選抜で8強の専大松戸が4日、春季高校野球千葉県大会決勝で木更津総合を10―0で下し、6年ぶり5度目の優勝を果たした。

 プロ注目のエース右腕・平野大地(3年)は9回1死から救援し、0回2/3を2安打無失点。選抜後初の公式戦登板で自己最速タイの151キロをマークし「出番があれば思い切ってやろうという気持ちでいました」と語った。

 昨夏から両肩付近の肋骨を痛めていた影響で今春の選抜では最速は146キロ止まり。完全復活の大台突破に「(昨)夏と同じような感じで良い感覚。今日の試合で出せたと思います」と手応えあり。

 関東大会(5月20日開幕、神奈川)に向けて「優勝して(夏の)千葉に乗り込めるようにやっていきたい」と表情を引き締めた。(柳内 遼平)


 ◇平野 大地(ひらの・だいち)2005年(平17)7月9日生まれ、茨城県稲敷市出身の17歳。小1から新利根エンゼルスで野球を始め小4からは竜ケ崎リトルでプレー。新利根中時代は取手シニアに所属し主に捕手を務める。専大松戸では入学直後から投手に挑戦し1年秋からベンチ入り。昨秋の県大会で最速151キロを計測。50メートル走6秒4。遠投110メートル。1メートル82、86キロ。右投げ右打ち。

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