神戸国際大付 2年生・津嘉山が報徳学園苦しめた!勝利まであと1死で無念 無安打の堀「凄く強気だった」

[ 2023年5月4日 19:47 ]

高校野球兵庫県春季大会準決勝   報徳学園3―2神戸国際大付 ( 2023年5月4日    ウインク姫路 )

<神戸国際大付・報徳学園>9回2失点と力投した神戸国際大付・津嘉山憲志郎(撮影・河合 洋介)
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  神戸国際大付がタイブレークに突入した延長10回にサヨナラ負けを喫して、決勝進出を逃した。

 金星まで「あと1死」のところまで、今春選抜準優勝の報徳学園を追い込んだ。相手打線を苦しめたのは、最速148キロの2年生右腕・津嘉山憲志郎だ。

 背番号10ながら大一番の先発を託され、8回まで3安打1失点の力投を見せた。しかし、2―1の9回2死無走者から四球を与えると、二盗と失策で三進を許し、右前への同点打を献上。9回4安打2失点でマウンドを譲ると、直後の延長10回にサヨナラ負けを喫した。

 「負けは負け。(報徳学園は)遠い存在ではなかったけど、抑えきれなかった以上は、自分を褒めたらダメだと思います。このままではダメ。夏までにできることを頑張っていきたいと思います」

 今春選抜の全5試合で6安打3得点以上を挙げた相手を4安打2失点に封じた。この好投に相手の大角健二監督は「今日は完敗の中での勝利と言いますか…。うちの打者が消極的だった」と振り返り、4打数無安打に抑えられたプロ注目の堀柊那(3年)は「制球が良く、凄く強気だった」と驚いた。

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