マズいよ…中日 本塁打数がプロ野球ワースト記録更新ペース 零敗数に続き、歴史的貧打止まらない

[ 2023年5月4日 18:06 ]

セ・リーグ   中日2-3阪神 ( 2023年5月4日    甲子園 )

8回、勝ち越しを許し交代を告げた立浪監督(撮影・平嶋 理子)
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 中日は4日の阪神戦で逆転負けを喫し、連敗で借金が今季最多となる「8」までふくらんだ。

 今季未勝利の先発・柳が7回まで1失点の粘投。だが、8回に守備のミスが連発し、阪神打線につかまった。好投を続ける柳だが、またも初勝利がお預けとなった。

 前日には9回の2失策が響き、逆転サヨナラ負けを喫した中日。守乱に頭の痛い立浪監督だが、さらに深刻な問題もちらほらと顔を見せ始めた。貧打の続く打線は、これで11試合連続ノーアーチ。勝っているうちは気にならないものだが、負けが込んでくると目立つようになる。

 チームはこれで26試合で本塁打4本。12球団でも断トツの少なさ、という寂しい数字で、セ・リーグ、トップの中田翔の7本にも及ばない。

 2リーグ制以降のプロ野球最少本塁打記録は、1954年の近鉄の27本。26試合で4本塁打の中日は、143試合では22本というワースト記録を更新するペースで進んでいる。

 昨年の62本塁打も12球団最少だった。今季零敗が8度も数え、こちらもプロ野球記録更新ペースで進んでいるが、立浪監督には頭の痛い問題が山積している。

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