ソフトバンクのリチャードが2軍降格後初本塁打＆好走塁　小久保2軍監督も高く評価

ウエスタン・リーグ   ソフトバンク4―3阪神 （ 2023年5月4日    タマスタ筑後 ）

＜ウエスタン・リーグ　ソフトバンク・阪神＞先制本塁打のリチャードは小久保監督（左）や村上コーチ（右）に祝福される
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　ソフトバンクのリチャード内野手（23）が5番・指名打者で先発出場。本塁打に好走塁と躍動した。

　リチャードは先月28日に出場選手登録されたが、8打数1安打と結果を残せずに3日に抹消になっていた。悔しさをまずは打撃で見せた。2回に阪神先発の川原の変化球を中越えに先制本塁打を放った。

　まだまだ見せ場は続いた。2点を追う7回は先頭で右前打で出塁。野村の左前打で相手の外野手のスキを見逃さずに三塁まで進む好走塁を披露。連動して打った野村も二塁に進み、ホーキンスの犠飛と渡辺陸の右前適時打で同点に追いついた。

　小久保2軍監督は好走塁について「普段から走塁の意識は井出コーチ、本多コーチが言ってくれていますけど、きょうはまさにそこですよね。平凡なレフトゴロで。いつも（次の塁を）狙いなさいという話で実戦の場で表現できたというのは、足の速い、遅いじゃなくて狙う姿勢、普段からそれがあるからこそ、できたプレーだとは思います」と高く評価した。