日本ハム新庄監督 ノーノー継投逃すもご機嫌「北山君とグワチョと投手陣には足を向けて寝れない」

[ 2023年5月4日 18:16 ]

パ・リーグ   日本ハム1―0西武 ( 2023年5月4日    ベルーナD )

<西・日>西武に勝利しハイタッチでナインを迎える新庄監督(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 日本ハム・北山亘基投手(24)が6回75球無安打2四球無失点。三振5とほぼ完璧な投球で今季先発で初勝利を飾った。ノーノー中の降板であり、惜しむ声も上がったが「中継ぎもやらせてもらった分、中継ぎの気持ちも分かる。負担をかけないでよかった」と振り返った。達成していれば、プロ野球史上6度目で史上初の球団2度目の快挙だった。

 24歳の快投で敵地での西武戦3連戦勝ち越しを決めた新庄剛志監督は「北山君とグワチョ(マルティネス)と投手陣には足を向けて寝れないっすね」と、好リードのキューバ人捕手と零封リレーの投手陣に感謝した。

 試合後の新庄監督との一問一答は以下の通り。

 ――ノーノーの北山を交代。

 「いやいや全然、彼は先発今回初挑戦みたいなものなので、キッチリあそこで切っておいて、次チャンスがあればいかせたいなと思います。完璧なピッチングでしたね。あとワンテンポ半、テンポが速かったら最高でしたね。フォアボールも2つ出したけど、あんまり高めにポンポンポンポン浮くボールがないっていうのが先発に転向して正解の大事なポイントにはなりましたね」

 ――真っ直ぐが走っていた。

 「あれくらいの力感でいいんですよ。ほんとに。で、ランナーがパって出た時に、中継ぎでやっていたちょっとレベルを上げて投げてくれる。いいピッチャーはそういうピッチングをするので」

 ――マルティネス起用は決めてた?

 「きのうのメシを食っていたときに決めました」

 ――理由は?

 「北山君が久々の先発なのであんまり考えさせない方がいいかな、アバウトにいってくれるんじゃないかなっていうところで。あと、的が大きいので、思い切って投げなさいとね」

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月4日のニュース