埼玉・昌平が猛打で浦和学院を圧倒!初の春王者に

[ 2023年5月4日 12:28 ]

春季高校野球・埼玉大会決勝   昌平6―2浦和学院 ( 2023年5月4日    大宮県営 )

浦和学院を投打で圧倒し、春季埼玉県大会を初制覇し喜ぶ昌平ナイン
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 昌平が春夏計25度の甲子園出場を誇る浦和学院に快勝。春季大会では初めて埼玉の頂点に立った。

 初回に3安打で2点を先行。3回には斎藤陽貴捕手(はるき、3年)の中越え2点二塁打などで4点を加え、突き放した。

 投げては先発の佐藤立羽(りゅう、2年)が6回を1失点、2番手のエース・渡辺俊輔(3年)が7回以降を無失点に抑え、逃げ切った。

 「3番・捕手」としてチームをけん引した斎藤主将は「佐藤立羽(りゅう)は大きな舞台で結果を出してくれた。立羽を信じてアタマで行って良かった」と先発で6回1失点と奮投した2年生右腕を称えた。21年楽天ドラフト1位・吉野創士外野手(19)の恩師に当たる黒坂洋介監督は「秋は2度(県で)優勝しているので、春の優勝旗を獲りにいくぞと言ってきた」と話した。

 同校は5月20日開幕の春季関東大会(神奈川)に出場。昨秋も埼玉県大会を制しながら、秋季関東大会は初戦で慶応(神奈川)に敗退したとあり、雪辱の舞台となる。黒坂監督は「関東大会では一つでも多くと言ってきたけど、目標を(上方に)修正しようと思っている」と意気込んでいた。

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