ロッテ森、5回途中降板も…吉井監督は高評価「来週もチャンスを」

[ 2023年5月4日 18:08 ]

パ・リーグ   ロッテ0―6楽天 ( 2023年5月4日    楽天モバイル )

<楽・ロ>5回途中で森は降板(撮影・篠原岳夫)
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 同学年の楽天・松井友との投げ合い。ロッテ森は最高の立ち上がりを見せた。4月19日の日本ハム戦(エスコンF)でプロ初勝利を挙げ、「少し心の余裕が出てきた」という右腕は多彩な変化球と絶妙のコントロールを発揮。先頭の西川を二ゴロに打ち取ると、2番・小深田を137キロフォークで空振り三振、3番・浅村を149キロの内角直球で見逃し三振に仕留めると、4回までは毎回の5奪三振で3安打無失点。ところが、5回に2死一、三塁から浅村の二塁内野安打で先制を許した。痛烈な当たりを二塁・中村が止め、遊撃の友杉にトス。微妙なタイミングだったが、判定はセーフ。ビデオ判定をリクエストしたが、判定は覆らず、森は降板。代わった鈴木が打ち込まれた。

 吉井監督は森について「頑張ってました。球数が増えて4回ぐらいからスライダーがほどけだして大丈夫かなと思っていたんですけど、本当によく頑張ってました」と評価。「来週もチャンスをと思っています」と次回も先発で起用することを明言した。
 森自身は前回に続きイニングの途中で降板になったことを反省。て「無死から走者を出すと、苦しい展開になってしまうので、いかに先頭を切るかが課題」と話した。

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