U18合宿に二刀流の逸材現る!山形中央・武田が投打で存在感 馬淵監督「素晴らしい」

[ 2023年4月4日 19:59 ]

U-18日本代表候補選手強化合宿で、馬淵監督の話を聞くナイン(撮影・後藤 大輝) 
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 今秋開催が見込まれるU18W杯に向けた高校野球日本代表候補の強化合宿が4日、奈良県内で始まった。

 過去3年はコロナ下で見合わせており、4年ぶりの開催。選抜大会で優勝した山梨学院のエース・林謙吾(3年)や大阪桐蔭・前田悠伍(3年)らが一堂に会し、約3時間体を動かした。

 その中でも馬淵史郎監督が「打撃、投球ともに素晴らしいと感じました」と高く評価したのが山形中央・武田陸玖(3年)だ。

 最速147キロ左腕かつ高校通算28本塁打を誇る今回唯一の投打二刀流。この日はブルペン投球で切れのある投球を披露した直後、バットを手にしてティー打撃を行うなど奔走した。

 身長1メートル74と決して大柄ではないものの、屈強な体格を誇る選手に負けない存在感を示し、「テレビの中の人がたくさん目の前にいて緊張したのですが、投球では自分の球質を、打撃では、どんどん振っていく姿勢を見せられたと思います」と充実感をにじませた。

 ◇武田 陸玖(たけだ・りく)2005年6月8日生まれ、山形県天童市出身の17歳。成生小1年時に成生ファイヤードラゴンズで野球を始める。天童四中では軟式野球部に所属。山形中央では1年春からベンチ入り。1メートル74、77キロ。左投げ左打ち。

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2023年4月4日のニュース