ソフトB・重松 1メートル87、89キロで50メートル「6秒切る」 中2で110メートルHで全国大会

[ 2023年4月4日 07:10 ]

筑後でトレーニングに励む重松
Photo By スポニチ

 ソフトバンク育成9位新人・重松は筑後での春季キャンプ期間中に肩甲骨を痛めた影響でリハビリ組に回った。「自分の体をイチから見つめ直す機会になっているので。それに関してはプラスに捉えてやっています」と前向きだ。「筋肉的にはリハビリしてきたところが治ってきている」と順調な回復ぶりを明かした。

 1メートル87、89キロの大柄ながら、50メートル走は「調子が良ければ6秒を切る」という快足。中学2年時には110メートルハードルで全国大会に出場した経験を持つ。さらには長打力にも自信を持っており、先輩のリチャードらの名も挙げ「自分も飛ばせるぞというのをアピールしたい」と腕まくりする。亜大ではなかなかレギュラーを獲得できず東都大学のリーグ戦で10打席でわずか1安打ながら、潜在能力を高く評価されて指名された。

 ドラフト5位の左腕、松本晴は同じ亜大。「良きライバルであり大切な存在です」。支配下と育成と立場こそ違うが、切磋琢磨(せっさたくま)する。(杉浦 友樹)

 ◇重松 凱人(しげまつ・かいと)2000年(平12)4月12日生まれ、福岡県出身の22歳。小3で萩ケ丘ソフトボールクラブで競技を始める。中学では学校の陸上部に所属しながら、北九州中央リトルシニアに在籍。戸畑高校では通算28本塁打も甲子園出場なし。1メートル87、89キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

2023年4月4日のニュース