ソフトBの4軍本拠地初戦　先発出場9人が育成選手　育成ドラ2山下「試合に多く出られるので得している」

ソフトバンク・山下
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　ソフトバンクで今季から新設されたプロ野球初の4軍が3日、福岡県筑後市のタマホームスタジアム筑後で本拠地初戦を行った。さらなる育成強化と地域との連携が目的。2011年の3軍創設時にも指揮を執った小川史監督は「1軍で活躍する可能性のある選手が増える」と意義を語った。

　この日は無料で観戦した512人が見守る中、独立リーグ、ヤマエグループ九州アジアリーグの宮崎に2―5で敗れた。先発出場した9人が育成選手で、試合はオンラインでも配信された。

　3、4軍の試合数は昨季から約90増えて計229となる見込み。育成ドラフト2位新人の山下恭吾は「試合に多く出られるので得している」と歓迎。試合後には野球教室を実施し、選手らが近隣の少年チームを対象に指導した。