巨壁も大谷も…レッドソックス・吉田の記念すべきメジャー1号は“Wモンスター越え弾”

[ 2023年4月4日 11:39 ]

インターリーグ   レッドソックス6-7パイレーツ ( 2023年4月3日    ボストン )

初回、メジャー初本塁打となる1号2ランを放ちガッツポーズする吉田(AP)
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 レッドソックス・吉田正尚外野手(29)の記念すべきメジャー1号は“Wモンスター越え弾”となった。

 「4番・左翼」で先発出場し、初回1死二塁からパイレーツ先発・オビエドの外角高め154キロ直球を逆方向となる左翼へ。打球速度104・6マイル(約168・3キロ)、飛距離390フィート(約118・9メートル)、角度26度の大きな一発で高さ11.3メートルの巨壁、フェンウェイ・パークの名物「グリーンモンスター」を軽々と越えた。

 日本人メジャーリーガーで「グリーンモンスター越え」を果たしたのは、井口(ホワイトソックス)、岩村(レイズ)、大谷(エンゼルス)に次いで4人目。大谷は21年5月に「グリーンモンスター越え」を記録したが、その時の一発は、打球速度は102マイル(約164キロ)、飛距離は370フィート(約112メートル)、角度33度だった。

 吉田のメジャー初アーチは巨壁グリーンモンスターだけでなく、メジャーで二刀流として活躍する“モンスター”大谷の打球速度も飛距離も上回る“Wモンスター越え弾”となった。

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