初の同日3人先発勝利なるか！？5日はダルビッシュ有、前田健太、菊池雄星が揃い踏み　今季初登板へ

（左から）パドレスのダルビッシュ有、ツインズの前田健太、ブルージェイズの菊池雄星
Photo By スポニチ

　打者だけじゃない！投手にも注目だ。日本の投手3人が4日（日本時間5日）、メジャーで同日先発する。

　パドレスのダルビッシュ有は本拠地・ペトコパークでのダイヤモンドバックス戦で今季初登板初先発する。侍ジャパンの宮崎強化合宿初日からメジャー組として唯一、参加。大会ルールなどによりWBC前の壮行試合、強化試合には出場できなかったため難しい調整を強いられたが、最年長として侍ジャパンをまとめ世界一に貢献した。

　当初は開幕投手の最有力候補だったが万全な調整ができなかったこともあり、チームに再合流後はアリゾナ州ピオリアのキャンプ施設で最終調整することを選択。急ピッチで仕上げ、開幕2カード目に間に合わせた。

　また、ツインズの前田健太投手は敵地・ローンデポパークでのマーリンズ戦で復活登板を果たす。21年9月に右肘のじん帯再建手術（通称トミー・ジョン手術）を実施。地道なリハビリを乗り越え、21年8月21日のヤンキース戦以来の公式戦マウンドに立つ。

　さらに、ブルージェイズの菊池雄星も敵地・カウフマンスタジアムでのロイヤルズ戦で先発する。昨季は先発で20試合に登板もシーズン途中からリリーフに配置転換。今春はキャンプからアピールを続け、開幕5戦目の先発を勝ち取った。

　日本の投手の同日先発は3人が最多で、直近21年5月11日の大谷（エンゼルス）、前田（ツインズ）、菊池（マリナーズ）を含め通算24度あるが、同日の3人先発勝利はまだない。

　3日（日本時間4日）はレッドソックス・吉田とエンゼルス・大谷が日本人打者同日ホームランをマークした。一夜明け、今度は史上初の日本の先発投手3人同日白星なるか。早朝から目が離せなくなりそうだ。