敵地ファンと一触即発のエンゼルス・レンドン　4試合の出場停止＆罰金　MLB発表

報道陣の取材に応じるレンドン
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　大リーグ機構（MLB）は3日（日本時間4日）、エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手（32）に5試合の出場停止と金額非公開の罰金を科したと発表した。同内野手は異議申し立てをしたため、この日のマリナーズ戦（シアトル）前は「4番・三塁」でスタメンに名を連ねていた。その後、異議が認められたため、出場停止は4試合に軽減。この日からの適用となり、スタメンを外れた。

　同内野手は開幕戦となった3月30日（日本時間3月31日）のアスレチックス戦（オークランドコロシアム）後、グラウンドを引き揚げる際に観客と口論。アスレチックスの帽子をかぶった男性の胸ぐらを左手でつかみ「俺に何て言ったんだ？」と激しい言葉で詰問。ファンの男性は試合中から「b」から始まる侮辱用語を使用してヤジを飛ばしていたと見られ、やり取りではレンドンも侮辱用語で応酬した。拡散された動画には言い返す男性に、最後は張り手を空振りする様子まで映っており、大谷、トラウトらのチームメートも後方を通過し、様子を目撃している。

　1日（同2日）の試合前には報道陣の取材に応じた。大リーグ機構（MLB）が調査に乗り出していることについては「分からない。何も言われていない」と答え、SNSで拡散された映像を確認したかの質問には「ごめん、何もコメントできない」と言葉少な。2日のアスレチックス戦は欠場していた。