広島、10年ぶり開幕4連敗…新井監督初勝利もマツダ通算500勝もお預け 菊池、魂の「4ヘッスラ」も

[ 2023年4月4日 21:25 ]

セ・リーグ   広島4―5阪神 ( 2023年4月4日    マツダ )

<広・神>5回1死一塁、交代を告げ、悔しさを滲ませる新井監督(撮影・平嶋 理子)
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 広島が13年以来、10年ぶりの開幕4連敗を喫した。新井監督の初勝利もマツダスタジアムの通算500勝もお預けとなった。

 本拠開幕戦で、昨季6勝の先発・九里が精彩を欠いた。1―1の4回1死一、二塁から森下に左中間へ適時二塁打を浴びて勝ち越しを許すと、続く5回は無死二、三塁のピンチでノイジーに左前適時打、続く大山に左犠飛を打たれたところで降板。この日は6四球を与えるなど、4回1/3を4安打4失点(自責2)。役割を果たすことはできなかった。

 打線は0―1の3回2死一塁で、ここまで11打数無安打と苦しんでいた野間が、今季初安打となる適時打。7回には坂倉の2ランで1点差に追い上げ、8回はデビッドソンの犠飛で同点に。だが、9回に今季初登板の栗林が大山に勝ち越しの適時二塁打を打たれた。

 菊池は初回、7回とは一塁に、3回には一塁と本塁にヘッドスライディングを計4度と闘志全開。守備でも好プレーを連発したが、チームは接戦を落とした。

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