阪神・青柳　燕キラー油断なし「村上の前に走者を出さずにというのを意識して」7日、ヤクルト戦スタンバイ

才木（左）と談笑する青柳（撮影・平嶋　理子）
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　開幕投手を務めた阪神・青柳は、甲子園球場で軽めの調整を行った。次戦の7日ヤクルト戦は、今季の甲子園開幕戦。リーグ2連覇中で阪神同様に開幕3連勝スタートを切った相手に、青柳は昨季、高橋宏（中日）の4勝に次いで多い3勝（1敗）を記録した。防御率も2・38の燕（つばめ）キラー。それでも、一切の油断はない。

　「去年のデータは頭に入っている。ただ今年は塩見がいなかったり、オープン戦で中村さんがいなかったり、いろいろデータや映像にないところがある」

　3月17日のオープン戦で登板した際には、5回無失点と好投した。ただ、WBCに参戦していた正捕手・中村と4番・村上が不在。特に昨季の3冠王「村神様」に関しては「一番注目する打者。村上の前に走者を出さずに、というのを意識して、最少失点に抑えたい」と細心の注意を払う。「勝つ可能性が上がるように最善を尽くす」と青柳。開幕2連勝をつかんで一気に流れに乗る。（八木　勇磨）