パ・リーグ 史上3度目の大混戦!9月に上位3球団ゲーム差「0」は21年ぶり さあ抜け出すのはどこだ?

[ 2022年9月4日 20:01 ]

<ソ・西>勝利しナインを迎える辻監督(左から2人目)(撮影・岡田 丈靖)       
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 空前絶後の大混戦だ。西武が4日のソフトバンク戦(ペイペイD)に4―1で勝利し、首位ソフトバンクとゲーム差がなくなった。2位西武とゲーム差なしだった3位オリックスもロッテ戦(ZOZO)に勝ったため、パ・リーグ上位3チームのゲーム差が「0」になった。9月以降では53年、01年に続く歴史的な展開だ。首位ソフトバンクは残り23試合、2位西武と3位オリックスは残り18試合。3チームが2厘差で火花を散らす。

1 ソフトバンク 63勝55敗2分 .534
2 西    武 65勝57敗3分 .533
3 オリックス  66勝58敗1分 .532
※4日現在

 ○…パ・リーグは1~3位がゲーム差0。2リーグ制後、9月以降に上位3チームがゲーム差0は01年9月6日のパで同率首位の近鉄、ダイエー、3位西武とひしめいて以来21年ぶり3度目(2期制時のパは除く)。前回は近鉄がその後14試合を11勝3敗と猛チャージを見せリーグ優勝した。

 ○…上位3チームが最終盤までもつれたケースとしては89年のパ・リーグが挙げられる。10月10日に首位の西武は3試合を残し2位近鉄、3位オリックスと1ゲーム差。西武優位の状況だったが、12日の近鉄とのダブルヘッダーに連敗。この時点で近鉄にM2が点灯した。マジック対象のオリックスが13日ロッテ戦に敗れ、14日に近鉄がダイエーに勝ち劇的な逆転優勝を果たした。

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