笑顔なしのヒーロー オリ・宮城、2年連続2桁勝利も猛省「仕事ができなかったので悔しいです」

[ 2022年9月4日 20:24 ]

パ・リーグ   オリックス5-2ロッテ ( 2022年9月4日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>2回、茶谷に適時打を打たれ悔しがる宮城(撮影・尾崎 有希)
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 パ・リーグ前年度覇者のオリックスが4日のロッテ戦に勝利し、3連勝を飾った。先発の宮城大弥投手(21)は6回途中2失点で今季10勝目をマーク。これで2年連続2桁勝利を達成し、球団の左投手では星野伸之の87~97年の11年連続以来25年ぶりになった。

 チームも3位は変わらないが、首位・ソフトバンク、2位・西武とはゲーム差なしまで接近。また、勝率・532で、首位(・534)とは2厘差、2位(・533)とは1厘差まで迫った。

 投打がかみ合った勝利でもあるが、ヒーローインタビューの宮城に笑顔はなし。自身の投球に満足感はなく「反省」の気持ちを見せた。

 以下は試合後のヒーローインタビュー。

 ―2年連続2桁勝利。
 「先発としてしっかり仕事ができなかったので、ちょっと悔しいです」

 ―2桁というより、悔しさの方が大きい?
 「はい」

 ―内容は。
 「立ち上がりから力んでしまって、いつものような投球ができなかったので、しっかり反省して、次にいかせるように頑張りたいです」

 ―昨年より進化できているところは。
 「前回ですが、長いイニングを投げられるところは、去年より多くなっていると思うので、それを続けられるように頑張ります」

 ―チームは3連勝で首位までゲーム差なし。次はソフトバンク戦登板が濃厚となる。
 「きょうある反省をしっかり次にいかせられるように、練習から頑張って。勝てたのは野手陣のおかげでもあるので、頑張りながら、パ・リーグは今混戦状態なので、しっかり勝てるように頑張りたいと思います」

 ―ファンに向けては。
 「来週も試合がありますので、最後まで応援よろしくお願いします」

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2022年9月4日のニュース