首位ヤクルト連敗 村上51号も空砲に…優勝マジック最短点灯は7日に延びる

[ 2022年9月4日 21:41 ]

セ・リーグ   ヤクルト3ー6中日 ( 2022年9月4日    神宮 )

<ヤ・中>4回、空振り三振に倒れ舌を出す村上(撮影・村上 大輔)
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 首位ヤクルトは最下位・中日に3―6で敗れ2連敗。史上最年少3冠王へ快進撃を続ける村上宗隆内野手(22)が51号2ランを放つも空砲に。中日戦では2カード続けての負け越しとなり、優勝マジック最短点灯は7日に延びた。

 先発の原は初回、1死一、二塁からビシエドに左前適時打を浴び先制点を献上。2回は1死一、三塁から高橋宏の遊ゴロが併殺崩れとなり失点。6回には阿部、ビシエド、A・マルティネスと3連打を浴び3点目を失い、続く木下に三犠打を決められたところで降板。2番手の田口も2安打1失点と崩れ、途中降板。原は5回1/3を81球、打者24人対し被安打8、奪三振2、与四球1の5失点で5敗目を喫した。

 チームは連敗を喫したが“村神様”の快進撃は止まらなかった。史上最年少での3冠王へ注目の村上は、2回の第1打席でストレートの四球により出塁。連続出塁を今季最長の29試合に伸ばすと、1―6とリードを許した6回の第3打席には中日先発・高橋宏の投じた2球目を捉えバックスクリーン左側へと飛び込む会心の51号2ラン。「打ったのはフォークです。流れを引き戻したいと思い打席に入りました」と振り返った。

 3点を追いかける9回の第4打席では中日の守護神、R・マルティネスと対戦。9球全て“速球勝負”という見応えある場面となったが、最後は空振り三振に倒れ反撃ならず。この日は3打数1安打1本塁打2打点とし、前日と同じ打率・341をキープした。

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