【近畿学生野球】大阪公立大 統合2季目は連勝発進 眞銅が先制打、コロナ明けの正中が6回1失点

[ 2022年9月4日 12:34 ]

近畿学生野球秋季リーグ戦第1節2回戦   大阪公立大4―3大阪観光大 ( 2022年9月4日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

大阪公立大は真銅(左)の先制2点三塁打や先発・正中の6回1失点の好投で連勝、勝ち点を挙げた
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 大阪公立大が連勝で勝ち点を挙げた。

 4回、四死球と送りバントで築いた1死二、三塁で5番・眞銅龍平(3年=佐久長聖)が右中間を破る三塁打を放ち、2点を先制した。続くDH古閑晴之(4年=済々黌)はセーフティースクイズを成功させ1点を追加。5回1死一塁では、1番・米麦波留(3年=高松商)が右翼線適時二塁打を放ちリードを広げた。

 「最悪、外野フライでもいいと思ってました。きのうの開幕戦でノーヒットだったから、きょうは打たないと、と思っていました」

 眞銅は、三塁線を狙った初球のセーフティースクイズが惜しくもファウルとなっていたが「ファウルになっても打てばいい」と気持ちを切り替え快打を飛ばした。

 先発した春のベストナイン・正中敦士(3年=小野)は6回4安打1失点。8月後半、新型コロナウイルスに感染し隔離生活を余儀なくされていたため復帰後初対外試合というぶっつけ本番登板は90球でお役御免となった。

 「スタミナ面の不安もあったので、ピッチングコーチからは6、7回でと言われていました。春と比べると、自分の中では苦しいピッチングだったと思います」

 正中は、春季リーグ戦で防御率1・15と抜群の成績を残していただけに自己採点は辛かったが、責任を果たした投球にホッとした表情を浮かべた。

 大阪市立大と大阪府立大の統合でスタートした新チームは、2シーズン目。「チームが勝とうという気持ちで一つになってきてます。ベンチの声もよく出るようになりました」。正中、眞銅が声を揃えるようにムードは上昇中だ。春2位の大阪観光大に連勝しての開幕節勝ち点。小林隼矢監督(32)は「何とか勝てました。この勝ち点は大きいですね」と最高のスタートを喜んだ。 

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2022年9月4日のニュース