阪神・矢野監督 4日甲子園ラストの巨人戦で必勝誓う「全員で戦います」

[ 2022年9月4日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神1ー7巨人 ( 2022年9月3日    甲子園 )

<神・巨>8回終了後、選手交代を球審に告げる矢野監督(撮影・坂田 高浩) 
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 今季最多4万2620人の大観衆が詰めかけた甲子園で宿敵に完敗。見せ場をほとんどつくれなかった阪神・矢野監督は、今季の甲子園で最後の「伝統の一戦」となる4日の巨人戦の必勝を誓った。

 「今日も、こういう(大観衆が)入ってもらったところで、ファンの人には残念な思いをさせてしまった。明日(4日)、最後の巨人戦、甲子園ということで全員で戦います」

 0―1の4回に近本の右越え3号ソロで追いつくまでは良かったが、5回に勝ち越された後は打線が5イニング連続3者凡退。一方で1―3の7回に2番手のアルカンタラが一挙4点を失い、ワンサイドゲームとされた。

 記録上は無失策だったものの、失点につながる拙守も続出。矢野監督は試合後に選手を集め、「点差が開いても諦めない姿を見せよう」という趣旨のハッパを掛けたもようで、残り17試合に向けてチームのネジを締め直した。今季14勝8敗1分けで勝ち越しを決めているこのカード。最後の本拠地戦で、必ず有終の美を飾る。(山添 晴治)

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2022年9月4日のニュース