近大が延長10回タイブレーク制し勝ち点1 坂下サヨナラ打「必ずヒーローになるという気持ちで打席に」

[ 2022年9月4日 17:45 ]

関西学生野球秋季リーグ 第1節2回戦   近大3―2立命大(延長10回タイブレーク) ( 2022年9月4日    わかさスタジアム京都 )

<立命大・近大>10回に決勝打を放ち歓喜する近大・坂下翔馬(中央)
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 近大が逆転サヨナラ勝ちでタイブレークを制し、勝ち点1を獲得した。「2番遊撃」でフル出場した坂下翔馬(3年=智弁学園)が10回に決勝打。連覇へ向けて連勝発進した。

 初回2死三塁から投手暴投で先制を許したが、6回2死一塁から適時内野安打で同点に追いついた。以降は両チーム追加点のないまま9回を追え、10回からタイブレークに突入。2死満塁から岡島光星(1年=智弁学園)の失策により一度は勝ち越しを許したが、適時打で同点に追いつくと、1死満塁から坂下がフォークボールに食らいつき右翼へサヨナラ打を放った。

 坂下は殊勲の一打を「1番今までで集中していましたし、必ずヒーローになるという気持ちで打席に立ちました」と充実の表情で振り返った。また、「後輩の岡島がエラーをして、あいつの尻を拭きたいという思いもあった」と同じ智弁学園出身で2学年後輩の岡島のミスをカバー。田中秀昌監督からは「3年生でも去年の秋から副主将というリーダーにしてる以上、打ってもらわなあかんし、ヒットがあいつにとっては良薬。これからのっていくと思う」とさらなる活躍を期待された。

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2022年9月4日のニュース