巨人・大勢 32年前の与田に並ぶ新人3位タイ31セーブも「野手の皆さんのおかげ」 坂本の声がけに感謝

[ 2022年9月4日 22:15 ]

セ・リーグ   巨人2―0阪神 ( 2022年9月4日    甲子園 )

<神・巨>9回、しっかりと抑え、ガッツポーズをする大勢(右)(撮影・平嶋 理子)
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 巨人のドラフト1位守護神、大勢(本名:翁田大勢)投手(23=関西国際大)が阪神戦(甲子園)で今季47度目となるリリーフ登板。同点での起用が続いて3試合連続ホールドとなっていたが、登板4試合ぶりとなる今季31セーブ目を挙げ、1990年与田剛(中日)が残した新人3位記録へ32年ぶりに並んだ。大勢は残り18試合で2015年山崎康晃(DeNA)、22年栗林良吏(広島)がマークした新人最多記録の37セーブにチャレンジする。

 試合後、大勢との一問一答は以下の通り。

 ――新人歴代3位タイの31セーブ。中日前監督の与田剛さんに並んだ記録について。

 「3位?そうですか。きょうもなんですけど、最後のプレーみたいに、野手の皆さんが体を張って止めてくださって、守ってくれた結果がこうやってアウトも積み重ねてこられたので、野手の皆さんのおかげだなって思います」

 ――2点差の9回で3、4、5番の厳しいところ。どんな気持ちでいきましたか?

 「きょうもすごい投手戦だったので“一発で試合決まるだろうな”という自分の中の予想があって、その中で、チームの4番の中田さんがホームランを打たれたので、ここは絶対に勝ち切らないといけないなという気持ちで臨みました」

 ――大山を塁に出した時に坂本が声をかけにきた。あのときはどんな話を?

 「いやもう、一塁ランナーは関係ないので、バッター勝負でしっかり抑えていったら大丈夫って、一声かけていただきました」

 ――ロハス・ジュニアには一発に気をつけながら投げたかなと見ていたが、どんな気持ちで?

 「そうですね、今まで失点している、ホームラン打たれているケースって、やっぱりフォークが浮いてしまったケースが多いので、そういうところも桑田さんだったり、データ班の方々が僕にそういうアドバイスだったり、もう少し狙い所をここにした方がいいよとかいう指導をしていただいたので、そういう方々の指導のおかげで、あの場面で冷静になって、しっかり低めに投げられたなと思います」

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