U18守護神・山田の代打起用プランを馬淵監督示唆 大谷に憧れる剛腕に二刀流の期待

[ 2022年9月4日 04:00 ]

練習試合   U18日本代表0ー5早大 ( 2022年9月3日    早大グラウンド )

<早大・U18日本代表>7回、代打で登場した山田(撮影・尾崎 有希)
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 18歳以下によるU18ワールドカップ(9日開幕、米フロリダ州)に出場する高校日本代表は3日、都内で早大と練習試合(7回制)を行い0―5で敗れた。

 当初は抑え限定だった主将の近江・山田は代打で登場。馬淵史郎監督は本番で抑えだけでなく先発や代打起用も示唆した。

 出発前最後の実戦。山田は7回1死一塁の代打で19年選抜準V右腕・飯塚脩の内角直球で左飛ながら大きな飛球だった。先月31日に下関国際・仲井慎(3年)が辞退。右の代打が不足していることで実現した打席だった。

 指揮官は山田の疲労を考慮しつつ「山田よりいい投手はいない。抑え、抑えで1イニングずつ投げて、メダルが懸かる最後の試合なら頭から行く可能性はある」とフル回転させるプランを明言。この日の大飛球についても「金属だったら入っていた」と話すなど代打起用も視野に入れている。山田も「二刀流は尊敬する大谷さん(エンゼルス)がやられている。超一流の選手に近づけるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。(伊藤 幸男)

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2022年9月4日のニュース