大谷翔平 延長11回サヨナラ機に申告敬遠、投は8回1失点、ルース以来400K&100発も勝敗つかず

[ 2022年9月4日 13:51 ]

ア・リーグ ( 2022年9月3日    エンゼルス2―1アストロズ )

エンゼルス・大谷翔平(撮影・篠原岳夫)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は3日(日本時間4日)、本拠地エンゼルスタジアムでのアストロズ戦に「3番・投手兼DH」で今季23度目の投打同時出場。第5打席の延長11回のサヨナラ機に申告敬遠された。投げては8回1失点と好投、ベーブルース以来のメジャー通算400奪三振、100本塁打を達成したが、打線の援護は1点のみで勝敗はつかなかった。打っては4打数無安打1四球だった。エ軍は延長12回にダフィーの中前適時打でサヨナラ勝ちした。

 初回1死二塁の第1打席は、ア軍の先発右腕ガルシアの初球チェンジアップにタイミングを崩され一ゴロ、4回無死の第2打席は左飛、6回2死の第3打席は三ゴロ、右腕スタネックと対戦した8回2死一塁の第4打席は一ゴロ。右腕メイトンと対戦した延長11回2死二塁の第5打席は申告敬遠された。

 投げては、今季12勝目に向けてマウンドに上がり、初回は1三振を奪って3者凡退の立ち上がりを見せ、2回も3者凡退。3回は先頭のマティエビッチを空振り三振に仕留め、通算400奪三振に到達し、この回も3者凡退に抑えた。メジャーで通算400奪三振と100本塁打を達成したのは大谷とベーブ・ルースだけで、ルースは通算714本塁打、488奪三振をマークしている。4回は初安打を許したものの無失点で切り抜けたが、5回2死からマンシーニに右中間二塁打、続くマティエビッチに左前適時打されて先制点を許した。6回は2死満塁のピンチを背負ったが、バスケスを右飛に打ち取り、7回は3者凡退、8回は2死二塁としたが、ブレグマンを二飛に打ち取り無失点に抑えて降板した。これでシーズン規定投球回到達まであと26イニングとした。

 これで通算成績は、投手は23試合で11勝8敗、防御率2・58。打者は129試合で477打数127安打、打率・266、30本塁打、82打点、11盗塁となった。次回登板は10日(同11)のアストロズ戦になる予定。

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