大谷翔平 今季最多111球、8回1失点で降板 ルース以来通算400K、100本塁打も12勝目はならず

[ 2022年9月4日 12:49 ]

ア・リーグ ( 2022年9月3日    エンゼルス―アストロズ )

<エンゼルス・アストロズ>先発し力投する大谷(撮影・白鳥 佳樹)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は3日(日本時間4日)、本拠地エンゼルスタジアムでのアストロズ戦に「3番・投手兼DH」で今季23度目の投打同時出場。今季最多の111球を投げて8回1失点で降板、ベーブ・ルース以来のメジャー通算400奪三振、100本塁打を達成したが、打線の援護は1点のみで12勝目はならなかった。

 今季12勝目に向けてマウンドに上がり、初回は1三振を奪って3者凡退の立ち上がりを見せ、2回も3者凡退。3回は先頭のマティエビッチを空振り三振に仕留め、メジャー通算400奪三振に到達し、この回も3者凡退に抑えた。メジャーで通算400奪三振と100本塁打を達成したのは大谷とベーブ・ルースだけで、ルースは通算714本塁打、488奪三振をマークしている。4回は初安打を許したものの無失点で切り抜けたが、5回2死からマンシーニに右中間二塁打、続くマティエビッチに左前適時打されて先制点を許した。6回は2死満塁のピンチを背負ったが、バスケスを右飛に打ち取り、7回は3者凡退、8回は2死二塁としたが、ブレグマンを二飛に打ち取り無失点に抑えて降板した。これでシーズン規定投球回到達まであと26イニングとした。

 打っては、初回1死二塁の第1打席は、ア軍の先発右腕ガルシアの初球チェンジアップにタイミングを崩され一ゴロ、4回無死の第2打席は左飛、6回2死の第3打席は三ゴロ、右腕スタネックと対戦した8回2死一塁の第4打席は一ゴロだった。

 前回登板の8月27日(同28日)のブルージェイズ戦では「3番・DH兼投手」として出場。今季最多の109球を投じ、7回を2安打無失点、9奪三振1四球と安定感抜群の内容で今季11勝目をマークした。打者では、2打数無安打2四球だった。

 前日2日(同3日)のアストロズ戦では「3番・DH」で4打数1安打。この日の試合前までの通算成績は、投手は22試合で11勝8敗、防御率2・67。打者は128試合で473打数127安打、打率・268、30本塁打、82打点、11盗塁となっていた。

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