MBC・唐沢陸　初回3失点も「自分のピッチング思い返し」切り替え逆転呼ぶ9K完投

スポニチ主催高松宮賜杯第66回全日本軟式野球大会1部第1日   MBC9ー3ぱぉ～んず （ 2022年9月3日    松本市野球場 ）

＜MBC・ぱぉ～んず＞完投勝利を挙げた唐沢陸
Photo By スポニチ

　松本市野球場など長野県内6会場で1回戦16試合が行われた。03年の第47回大会で優勝した実績のあるMBC（長野）は、ぱぉ～んず（三重）に逆転勝利。JIJI三観王（香川）、中央発條（愛知）なども勝ち上がった。なお1試合は日没サスペンデッドのため特別継続試合となり、4日は同試合と2回戦8試合、準々決勝4試合が行われる。

　降雨でぬかるむ中、初回に2失策が絡んで3失点したものの、先発したMBCエースの唐沢陸は冷静だった。

　「自分のピッチングを思い返し、コースを広く使った」と気持ちを切り替えて2回から立て直し、被安打6で9三振も奪うなど完投勝利。「一試合でも多く全国の舞台で勝負したい」と力強く語った右腕について、堀川郁夫監督も「よく立ち直ってくれた」と評した。