【近畿学生】奈良学園大 6イニングリリーフの中村が無安打好投「監督からはいつでも行けるようにと」

[ 2022年9月4日 15:16 ]

近畿学生野球秋季リーグ戦第1節2回戦   奈良学園大4―1阪南大 ( 2022年9月4日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

4回からのロングリリーフで6回無安打の好投、チームの連勝に貢献した中村
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 開幕戦の延長10回タイブレークの激戦を制した奈良学園大が開幕節連勝で勝ち点を挙げ、20年秋季リーグ以来のV奪回に向けて好スタートを切った。

 「まだまだミスが多いのでそれをなくしていかないと、とてもリーグ制覇はできません」

 酒井真二監督(45)は、リーグ戦が始まったばかりということもあり慎重な姿勢を崩さなかった。

 2回に先制を許す試合展開となったが6回、先頭の1番・本間悠人(1年=奈良大付)が左翼線三塁打で出塁したのを足場に3番・松原大陽(3年=島根開星)の右前適時打で同点に。さらに、無死満塁で途中出場の5番・古西諒伍(3年=いなべ総合)が押し出し四球など計4点を奪い逆転に成功した。

 投手では4回からリリーフした中村優真(4年=島根開星)が6回を四球1、死球1の無安打に抑え、阪南大に反撃を許さなかった。中村は「1年生の平野が先発だったので、監督からはいつでも行けるようにしておけと言われていました」と、初回から準備していた成果に胸を張った。

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2022年9月4日のニュース