阪神 あぁ球団ワーストタイ24度目零封負け 拙攻響いた今季甲子園最後の伝統の一戦

[ 2022年9月4日 20:38 ]

セ・リーグ   阪神0―2巨人 ( 2022年9月4日    甲子園 )

<神・巨>2回1死一塁、木浪は二併殺打に倒れる(撮影・平嶋 理子)
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 阪神は、今季の甲子園最後となる「伝統の一戦」で24度目の零封負け。1963年に記録した球団ワースト記録に並んだ。

 序盤から拙攻が目立った。2回は1死からロハスが四球を選んで出塁するも続く木浪が二ゴロ併殺。3回は2死から連打で一、三塁をつくったが近本の中前へ抜けそうな打球を吉川にスライディングキャッチされ先制機を逸した。その後も6回まで赤星の前に毎回走者を出しながらも無得点。7回以降は巨人の小刻みな継投の前に屈した。

 先発の西純は、6回まで1安打投球を続けていたが7回に悪夢が待っていた。先頭の丸にストレートの四球を与えると、続く中田に左翼席へ運ばれる2点本塁打を被弾。この回で降板し、「調子自体はそこまで良くはなかったですが良くないなりに(坂本)誠志郎さんのリードに引っ張ってもらって、先発として試合をまとめることはできたと思います。ただ、失点した場面は自分の四球からなので、展開的にも粘らないといけない場面でしたし、しっかりと反省して同じ失敗をしないようにしたいと思います」と振り返った。

 この3連戦は、宿敵相手に2敗1分け。2位・DeNAを視界に入れるどころか4位広島、5位巨人とのゲーム差が2に縮まってしまった。

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2022年9月4日のニュース