楽天・松井裕が球宴初勝利　昨年はセーブ、村田兆治以来のセーブ＆白星の珍記録に「運が良い」

マイナビオールスターゲーム2022第1戦   全パ3―2全セ （ 2022年7月26日    ペイペイD ）

＜全パ・全セ＞力投する松井裕（撮影・岡田　丈靖）
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　最終回を三者凡退に抑えた楽天の守護神・松井裕樹投手（26）が、5度目の出場で球宴初勝利を手にした。

　2―2の9回から9番手でマウンドに上がると、夢舞台ならではの真っ向勝負を披露した。ロッテのルーキー捕手・松川のミットをめがけて投げ込んだ12球は全て直球。山田を三ゴロ、小園は左飛、最後は大山を中飛に打ち取り「打たれたらそれはそれ。力でいった」と振り返った。

　昨年は本拠地・楽天生命パークで行われた第2戦でセーブをマークした。今年は劇的なサヨナラ勝利で白星を手にし「昨年はセーブを挙げさせてもらって、今年は勝利投手をもらって。運が良い」と喜んだ。球宴で白星とセーブの両方を挙げるのは過去に8人しか達成していない珍しい記録で、村田兆治（74、79年にセーブ、89年に勝利）以来、史上9人目の快挙となった。