大谷翔平 自打球の痛みこらえて激走二塁打も エンゼルス完敗で連勝ならず

[ 2022年7月26日 12:13 ]

ア・リーグ   エンゼルス0―7ロイヤルズ ( 2022年7月25日    カンザスシティ )

第2打席、自打球が右膝付近を直撃、苦痛の表情を浮かべる大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は25日(日本時間26日)、敵地カウフマン・スタジアムでのロイヤルズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。2試合ぶりの安打となる右翼線への二塁打を放ち、4打数1安打をマークするも、チームは0-7と完敗し連勝ならず。再び、借金は今季ワーストに並ぶ16となった。

 3回2死の第2打席で、メジャー通算222勝のベテラン右腕・グリンキーの投球を確実に捉え、安打を記録した。1ボールから、2球目をファウルした際、自打球が右ひざの上に当たり、苦悶(くもん)の表情を浮かべた大谷。治療を終えて再び打席に戻ると敵地のファンからも大歓声があがった。4球目のチェンジアップをとらえて、右前に運ぶと痛みをこらえながら二塁まで激走。直後は顔をゆがめていたものの、二塁ベース上では痛みをこらえ笑みを浮かべるシーンもあった。

 先頭打者として立った初回の第1打席は、見逃し三振。第3打席は一ゴロに倒れたものの、右ひざを気にする様子はなく自打球の影響を感じさせなかった。第4打席は左飛だった。

 前日24日(同25日)のブレーブス戦では「1番・DH」でスタメン出場し、4打無安打1死球。試合前までの通算打撃成績は92試合で344打数88安打、打率・256、20本塁打、57打点、10盗塁となっていた。

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