阪神ローテ再編でドラマの始まり 球宴明けは西勇→才木→ガンケルで首位ツバメ叩きだ

[ 2022年7月26日 05:15 ]

阪神・西勇
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 大逆転Vを狙う阪神が、後半戦に向け先発ローテーションを大幅再編することが25日、分かった。球宴明け初戦の29日ヤクルト戦は西勇。30日の2戦目には才木を抜てきし、3戦目はガンケルを立てて首位叩きを狙う。

 前半戦最終カードだった22日からのDeNA戦に3連勝し、勝率5割ターンを決めた猛虎。最大16あった借金を完済できたのも、11勝1敗の青柳を筆頭に、質量ともにリーグ随一の先発陣の力が大きい。今季初の同率2位に浮上し、矢野監督も「ヤクルトとの差を考えるよりも、僕たちの戦いをどれだけできるか。ぜひ、ドラマを起こしたい」と決意を新たにしていた。

 11差で追う首位・ヤクルトとの直接対決で始まる後半戦。これまで金曜日に先発していた青柳が球宴に出場することもあり、火曜日がメインだった西勇と順番を入れ替える。さらに2戦目には、ここまで2試合の先発で防御率0・00の才木を投入。右肘の手術明けを考慮され、中13日となるが、ヤクルト戦は18年以来4年ぶりの登板で敵軍にデータが少ないのもプラスだ。

 青柳は球宴後2カード目初戦の8月2日巨人戦を予定。6連戦が続く8月。週頭の火曜日に、長いイニングを投げることを期待される。同じく球宴出場組の伊藤将が巨人の2戦目。3戦目にはウィルカーソンがスタンバイする。

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2022年7月26日のニュース