知内が夏初の決勝進出　最速147キロ左腕・坂本が完投「一つ一つやりきれば勝ちはついてくる」

第104回全国高校野球選手権南北海道大会準決勝   知内2―1東海大札幌 （ 2022年7月25日    円山 ）

＜知内・東海大札幌＞力投する先発の坂本（撮影・高橋茂夫）
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　知内の最速147キロ左腕の坂本拓己（3年）が5安打1失点（自責0）で完投。東海大札幌の最速150キロ左腕・門別啓人（3年）との「プロ注目左腕対決」を制し、夏初めての決勝進出を決めた。

　この日は最速141キロも「“間”を使って投げることと持ち味の直球を投げきることを意識した」と手応えも上々。9回の最後は門別からスライダーで空振り三振を奪った。93年に選抜出場の町立高も夏の出場はない。坂本は「一つ一つやりきれば勝ちはついてくる」と表情を引き締めた。