市和歌山・米田、最速更新150キロも敗退に号泣 進路明言「プロ一本で志望届を出そうと思っています」

[ 2022年7月26日 06:00 ]

第104回全国高校野球選手権和歌山大会準々決勝   市和歌山0―3和歌山東 ( 2022年7月25日    紀三井寺 )

<市和歌山・和歌山東>整列を終え涙に暮れる市和歌山・米田天翼
Photo By スポニチ

 和歌山東との今春選抜出場校対決に敗れ、市和歌山の今秋ドラフト候補右腕・米田天翼(3年)の夏が終わった。0―1の7回から救援。1イニング目は無失点に抑えたが、8回につかまった。先頭への四球から3連打を浴び2失点。9回2死無走者では自己最速を1キロ更新する150キロを計測したが、打線が抑え込まれ、万事休した。

 「勝ちたかったのが一番。自分が打たれたので、悔しい気持ちでいっぱいです」

 スタンドへのあいさつを終え号泣。チームメートに抱えられながらベンチへ。ただ150キロの大台に乗せたことについては「高校生活最後になるかもしれないと思って狙って出しました。目標にしていた数字」とすがすがしく振り返った。注目される進路については「プロ一本で志望届を出そうと思っています」と明言した。

続きを表示

2022年7月26日のニュース