【高校野球】聖望学園が13年ぶり4度目の埼玉制覇 選抜4強の浦和学院との接戦を制す

[ 2022年7月26日 12:47 ]

第104回全国高校野球選手権埼玉大会決勝   聖望学園―浦和学院 ( 2022年7月26日    大宮公園 )

<埼玉大会決勝 浦和学院・聖望学園>完封で甲子園出場を決めた岡部(右から3人目)に駆け寄る聖望学園ナイン(撮影・沢田 明徳)
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 聖望学園が埼玉大会決勝で1―0で浦和学院を下し、13年ぶり4度目の甲子園出場を決めた。聖望学園は昨夏、初戦の2回戦で4―11で8回コールド負けした浦和学院を相手に最高の形でリベンジを果たした。今春の選抜で4強入りした浦和学院のエース左腕・宮城誇南(3年)は完投するも、1失点に泣いた。

 先発したエース右腕・岡部大輝(3年)が4安打完封勝利を挙げた。130キロ中盤の直球と鋭く落ちるスライダーで浦和学院打線を封じ込んだ。岡本幹成監督は「全く信じられなくて本当に夢のよう。信じられないというのが実感です」と率直な心境を口にする。勝因については「岡部の好投以外にないと思います。岡部を盛り上げてくれた選手の力です」と挙げ、甲子園大会に向けての意気込みについては「意気込みどころか、勝ったことさえ信じられない。とにかく埼玉県代表として恥じない試合をしたいと思います」と話した。

 聖望学園は岡部をはじめ、東山、荒江ら豊富な投手陣を擁し、接戦を制して大会を勝ち上がった。4度目の甲子園大会で、最高成績は03年の8強。強力投手陣で頂点を狙う。

 ◇聖望学園 甲子園への足跡◇
2回戦 18-0 浦和西
3回戦 4-1 浦和工
4回戦 6-3 大宮東
5回戦 5-3 昌平
準々決 3-0 武南
準決 5-4 山村学園
決勝 1‐0 浦和学院

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