【高校野球】九州学院 村上宗隆1年時以来、7年ぶり甲子園!秀岳館下す 熊本大会決勝

[ 2022年7月26日 12:38 ]

第104回全国高校野球選手権熊本大会決勝   九州学院―秀岳館 ( 2022年7月26日    リブワーク藤崎台 )

<九州学院・秀岳館>3回に先制の左前適時打を放った村上
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 九州学院が秀岳館を6-0で下し、7年ぶり9度目の夏の甲子園出場を決めた。8月6日開幕の第104回全国高校野球選手権大会(17日間、甲子園)に出場する。秀岳館は5年ぶり4度目の出場はならなかった。

 頼れる主軸が試合を動かした。「4番・一塁」で出場したヤクルト・村上宗隆内野手の弟・慶太内野手(3年)は3回1死一、三塁で左前に先制打。4番の一打から打線がつながり、この回3得点。5回にも2点を追加し、中盤までに試合の主導権を握った。

 3打数2安打に加え、死球による出塁、犠打も決めた3番・園村慧人主将(3年)は「自分は今大会、なかなか打てずチームに迷惑をかけていた。何とか自分が打って、勢い付けてやろうという気持ちが、いい結果になってよかった」と満面の笑顔。甲子園大会に向けては「凡事徹底というか、当たり前のことを当たり前にやるということを、これまでやってきた。場所が変わっても、自分たちのプレーをしたい」と意気込んだ。

 村上宗隆が1年だった15年以来7年ぶりとなる聖地。4番打者が聖地でも打線をけん引する。

◇九州学院 甲子園への足跡◇
2回戦 20-2 東稜
3回戦 7-0 菊池
準々決 5-3 専大玉名
準決勝 4-3 東海大熊本星翔
決 勝 6-0 秀岳館

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2022年7月26日のニュース