札幌大谷が初優勝 苫小牧中央・斉藤に続いて知内の147キロ左腕・坂本も強打でのみこむ

[ 2022年7月26日 12:44 ]

全国高校野球選手権南北海道大会 決勝   札幌大谷7―2知内 ( 2022年7月26日    札幌円山 )

<知内・札幌大谷>優勝に喜ぶ札幌大谷ナイン(撮影・高橋茂夫)
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 決勝で札幌大谷が知内を7―2で下し、09年の創部以来14年目で初優勝を飾った。

 準決勝までチーム打率・435を誇る強力打線が、プロ注目最速147キロ左腕・坂本拓己(3年)を攻略。3回1死一塁から3連打と犠飛で3点を先制した。その後も6回、7回、9回と着実に加点し、引き離した。13安打で5試合連続2桁安打をマークした。

 守っては、最速148キロ左腕の森谷大誠(3年)が5安打2失点完投した。昨秋、今春と札幌支部を突破できなかったチームがつかんだ頂点。船尾隆広監督(51)は「(試合前には)とにかく一生懸命、最後までやろうと話した。(強打は)練習でライナー、ライナーと徹底してきたことがいい結果につながった」と話した。

 19年選抜以来2度目、夏は初めてとなる甲子園に乗り込む。優勝の瞬間、泣き崩れた浜野櫂主将(3年)は「今まで苦労してきたことが実った。間違いじゃなかった。甲子園では一戦一戦、しっかり頑張る」とインタビューに答えた。

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2022年7月26日のニュース