“神スピード”で1点もぎとった阪神・近本 「サインがギャンブルだったので」

[ 2022年7月16日 23:05 ]

セ・リーグ   阪神1―3中日 ( 2022年7月16日    甲子園 )

<神・中>9回1死三塁、糸原の遊ゴロの間に生還した三走・近本(右はR・マルティネス)(撮影・坂田 高浩)
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 延長11回に力尽きた阪神は、近本の孤軍奮闘が目立った。先頭で回ってきた9回、中日のR・マルティネスから中前打。この日3本目の安打で出塁すると、佐藤輝の初球に二盗に成功。遊ゴロで三塁に進み、糸原の遊ゴロで同点のホームを踏んだ。

 糸原の打球は遊撃手の正面だった。送球もストライクだったが、近本の足がわずかに速かった。立浪監督がリクエストを要求したものの、判定は覆らなかった。“神スピード”とも言うべき快足で一時は同点とした。試合後は「見た感じで分かると思うんですけど、サインがギャンブルだったので」と、当たりにかかわらず本塁を突く作戦だったことを明かした。

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2022年7月16日のニュース