阪神・北條 今も続く“古傷”との闘い 昨秋に左肩手術も日によって変わる状態… 

[ 2022年7月16日 07:30 ]

セ・リーグ   阪神2-1中日 ( 2022年7月15日    甲子園 )

<神・中>2回、逆転2ランを放ち、拳を握る北條(撮影・平嶋 理子)
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 【記者フリートーク】昨秋、立て続けに2度も痛めた左肩の手術に踏み切った。ただ、完治を意味しない。長いリハビリを経ても、北條と「古傷」との闘いは今も続いている。

 2点適時打を放ってヒーローとなった6日の広島戦の翌日、グラウンドに一番乗りし、入念に肩のストレッチに努めていた。「ホンマにやばかったんですよ…」。快音の余韻に浸ることなく、振り返ったのは2日前のことだった。

 5日も先発出場の予定で、朝から悪天候。気圧の影響で患部がうずき出したという。「雨で朝から肩がめちゃくちゃ痛くて…。やばい、ほんまにどうしようって」。雨天中止になり、翌朝に痛みは何とか和らいだ。

 まさに天気のごとく、肩の状態は日によって変わる。「(完治まで)やっぱり1年はかかるすよ…。難しいすね」。そんな中で放った会心の一発には、北條史也という男の意地が詰まっていた。(阪神担当・遠藤 礼)

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