新庄BIGBOSS初の7連勝!上沢が8回途中無失点の好投で6勝目 小刻み継投決まって1―0勝利

[ 2022年7月16日 16:58 ]

パ・リーグ   日本ハム1―0西武 ( 2022年7月16日    札幌D )

<日・西>7連勝に両手でガッツポーズする新庄監督(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムは西武を1―0で下し、BIGBOSS政権では初の7連勝。チームとしては19年5~6月以来3年ぶりの7連勝となった。先発の上沢直之投手(28)は7回1/3を5安打無失点の好投で6勝目(5敗)を挙げた。

 先発の上沢は変化球を主体に6回まで無失点と好投。6回は1死一、二塁で打席に山川というピンチを迎えたが全球変化球勝負で右飛に打ち取ると、続く呉念庭は126キロのチェンジアップで投ゴロに仕留め先制点を与えなかった。

 上沢の好投に応えたい打線は6回、1死から近藤が右越え二塁打で出塁。二塁へのヘッドスライディングなど気迫を見せると、野村が相手先発・高橋光の投じた2球目、134キロのカットボールを捉え中越え適時二塁打で待望の先制点を挙げた。なお野村はこの日、高橋光から3打数3安打と猛打賞を記録した。

 7回も続投となった上沢は1死二塁からジャンセンの打球が足に当たるアクシデントが発生。一旦ベンチへと戻り治療を受け後に試合に復帰した。その後1死二、三塁のピンチを迎えるも今度は山田のライナー性の打球が二塁手の正面をつく“幸運”に恵まれ、三塁走者が戻れずダブルプレー完成。無失点で切り抜けると上沢はガッツポーズ、ベンチの新庄BIGBOSSも両手を挙げて喜びを爆発させた。

 上沢は8回、先頭の鈴木を二ゴロに打ち取り、球数が117球に達したところで降板。2番手のロドリゲスが後続を封じると、9回は3番手・石川直が先頭の山川を空振り三振に仕留め降板。最後は4番手・堀が後続を封じ4セーブ目を挙げた。

 これで新庄BIGBOSSは球団新人監督として56年岩本監督以来2人目で最長連勝記録に並ぶ7連勝。あす西武戦にも勝利すれば66年ぶりに球団記録を更新することになる。

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