ド軍・カーショーがあと6人で完全投球途切れるも快投 7回に大谷迎え「熱気感じた」

[ 2022年7月16日 14:51 ]

ドジャースのカーショー(ロイター)

 サイ・ヤング賞3度のドジャースのクレイトン・カーショー投手(34)が15日(日本時間16日)、敵地アナハイムでのエンゼルス戦に先発し、8回1安打無失点、6奪三振の快投で、通算192勝目となる今季7勝目を挙げた。8回に先頭打者のレンヒーフォに左翼線二塁打を打たれるまで完全投球の圧巻のパフォーマンスだった。

 試合後、カーショーは「全体的に素晴らしい夜だった。守備も素晴らしかったし、捕手のバーンズもうまくリードしてくれた」と納得の表情。さらに、「スタンドはエンゼルスファンとドジャースファンが半分半分ほどの割合で埋め尽くされていて凄い雰囲気だった。(完全投球のまま)7回に大谷、ウォードを迎えた時“抑えて”というスタンドからの熱気を感じることができた。すごかった」と興奮気味に振り返った。

 中3日を空けて迎える本拠地ドジャースタジアムで開催される19日(日本時間20日)のオールスター戦では、先発投手の候補に挙がる。「間違いなく、オールスター戦に選出された1人になれたことに興奮している。先発登板するにふさわしい投手はたくさんいるけど、もしそうなったら大きな名誉であり、興奮するだろう」と待ち侘びていた。

 大谷はカーショーに対し、見逃し三振、三ゴロ、空振り三振に倒れ、通算対戦成績は8打数無安打。9回は2番手右腕モロンタに三ゴロに打ち取られ、最後の打者となった。

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2022年7月16日のニュース