ヤクルト4連敗…守備の乱れでサヨナラ負け 村上の31号同点2ランも空砲に マジック再点灯お預け

[ 2022年7月16日 21:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト2ー3DeNA ( 2022年7月16日    横浜 )

<D・ヤ>9回、サヨナラ負けを喫した今野(撮影・島崎忠彦)
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 リーグ首位を独走するヤクルトは16日、敵地でDeNAと対戦。同点で迎えた9回、1死一塁から佐野に二塁打を打たれ中継が乱れる間に一走の桑原に生還を許し、2―3でサヨナラ負け。4連敗でマジック再点灯はならなかった。

 試合は0―2とリードを許した4回表に降雨により一時中断となるも10分ほどで再開。すると打線は先頭の荒木が四球で出塁。無死一塁とすると村上が相手先発・今永の投じた2球目、147キロの直球を捉えバックスクリーン右へと飛び込む31号同点2ラン。頼れる主砲が中断明けの“出鼻をくじく”に豪快な一発を放った。

 先発の原は2回、ソトに9号先制2ランを被弾するも3回以降は追加点を与えず。3回は雨で制球を乱すなど無死満塁のピンチを迎えたが宮崎を三ゴロ併殺打、ソトを空振り三振に仕留め無失点。7回には2死一、二塁とされたが牧を遊ゴロに封じる熱投を見せた。

 2―2のまま迎えた9回、この回からマウンドに上がった3番手の今野が1死一塁から佐野にフェンス直撃の二塁打を打たれると、中継からのボールを受けた遊撃手の西浦がまさかの“悪送球”。西浦は一走の桑原が三塁で止まりそうな動きを見せたため、本塁への送球を途中で止めようするも止まらずボールを真下へ叩きつけてしまい転々としている間に本塁へ生還されサヨナラ負けを喫した。

 チームは高津監督や山田ら28人がコロナ感染で離脱する苦しい状況のなか4連敗。この日は打線もわずか3安打と振るわず。村上は3打数2安打1本塁打2打点と奮起したが勝利を呼ぶことは出来なかった。

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